オレゴン・トレイル物語
命をかけた大移動・・・



19世紀西部開拓時代はこの道から始まった。

全工程3200km 
オレゴンへの道程は文字通り山越え谷越え、そして川を渡り大自然との闘いの連続。
固い意志と決心なくしてゴールまでは行き着けない。
原住民の襲撃に遭ったり伝染病や不慮の事故で、新天地を目前に
西部の土に眠ってしまった移民も数多く存在する。

肥沃な土地、夢の新天地

西部を目指したアメリカの勇気ある開拓者たちの物

 

≪≪Previous
Chapter 9へ
オレゴン・トレイル物語 Topへ Next≫≫
Chapter 11へ


OTS-3-5 Chapter 10 成否の鍵をにぎる幌馬車選び


Rock Creek/
ロッククリーク


 
 移住の旅が成功するか否かは、選ぶ幌馬車に左右されることが多かった。
当時、一般的に使われたのがプレーリー・スクーナーと呼ばれる、丈夫で軽量の
馬車だった。
ワゴン・ベット、車台、幌の主要部分からなるこの幌馬車。


スペア部分は放置された馬車などから入手した。
強度と頑丈さが要求される馬車と家畜をつなぐタングの部分と、タイヤは鉄製だった。


馬車の大半の部分はくぎ打ちかリベットで留められた。


幌馬車1台につき、雄牛が4〜8頭(4対)必要とされた。
雄牛を旅の途中で失った場合には、手近なラバや馬、あるいは乳牛が代役を務めた。
しかし食料が底をついてくると、この雄牛も開拓者たちの食料と化したのだった。


カバーは二重強度のコットン・カンバスか類似した素材が、ヒッコリー材の枠全体に
引き伸ばされている。
砂埃と雨から乗っている人間を守り、暑い時は巻いて束ねることが出来た。


ベッドは木箱状で幅120センチ、長さは300〜360センチあった。
良い幌馬車ならば、約1トンの荷物を引くことが可能だった。


(続く・・・)





ショップ 『オレゴン・トレイル』〜


アメリカから帰国して、新たに買い付けた商品を店に並べてみると、
随分とお店らしい雰囲気になってきました。

ウッディな内装とカントリーミュージックが流れ、自分で選んだ商品が並んだ店内・・・

やっと自分の店を持てた!!

という感慨に浸っておりました。


夜になると BIG COUNTRY
  のお客様がこちらにも入店するようになりました。
今回買い付けたグッズやウエスタンシャツが売れ始めていきます。

ようやくこの時に“初めて”・・・


今後は商品を定期的に仕入れできるルートを構築する必要があると考え、
また全国に販路を広げようと、当時今ほど一般的ではなかったインターネットによる
通信販売を導入することにしました。

"成功の鍵はいかに商材を確保して、どのように売っていくか!!"

当たり前のことですが・・・

(続く・・・)




一目惚れした生地でつくったシャツです。
金糸の入った生地でさりげない存在感があります。

ダイヤモンドスナップボタンがさらに引き立てています。

≪≪Previous
Chapter 9へ
オレゴン・トレイル物語 Topへ Next≫≫
Chapter 11へ